Eclipse(エクリプス)は、Javaをはじめとするいくつかのプログラミング言語に対応する統合開発環境 (IDE) です。
高機能ながらオープンソースであり、無償で使用できることなどから、多数の開発者に支持されています。
特にJava統合開発環境としては、もはやデファクトスタンダードと言っても過言ではないでしょう。
Eclipseのような統合開発環境ソフトを使用しなくても、開発は可能ですが、その場合、コマンドプロンプト上でコンパイルや実行コマンドを入力する必要があり、開発規模が大きくなるに比例して、開発効率が悪くなります。
そのため、開発効率を高めてくれる機能が盛りまれた統合開発環境を使用します。
Eclipseのダウンロード
Java開発用のEclipse(Eclipse ID for Java EE Developers)は下記サイトからダウンロード可能です。
http://www.eclipse.org/downloads/
本例では、Windows 64ビット環境にインストールするため、「Eclipse IDE for Java EE Developers」の「Windows 64 Bit」をクリックしダウンロードします。
(32ビットOSを使用している場合は「Windows 32 Bit」をクリックしてください。)
ダウンロードするミラーサーバーを選択するページが表示されます。
本例では、山口大学のサーバーからダウンロードします。
Eclipseのインストール
Eclipseのインストール作業は特にありません。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍するだけです。
展開されたファイルのうち、「eclipse.exe」がEclipseの実行ファイルになります。
実行しやすいよう、「eclipse.exe」をデスクトップにショートカットを作成しておきましょう。
「eclipse.exe」を実行すれば、Eclipseが起動します。
初回起動時はワークスペースフォルダの選択ダイアログが表示されます。
ここでは既定のフォルダのままにし、「OK」ボタンをクリックします。
次のようなEclipseのWelcome画面が表示されます。
ここではこのまま一旦、Eclipseを終了させます。
ウインドウ右上の「×」ボタンをクリックします。
終了時には次の画面が表示されます。
「OK」をクリックします。